parchouスタイリスト藤原です
お客様からドライヤーの使い方を聞かれる事がよくあります。
そのやり方正しくないですよ!とういことがあるので
髪の乾かし方についてお話ししますね。
正しく乾かすことでダメージを軽減したり、まとまりがでたり、ツヤ髪になったり大きく左右されるので参考にしてみてください!
【STEP1】しっかり水気を取る
シャンプー後は髪の水気を十分取ることが大切です。この工程でドライヤー時間を短縮し、髪の傷みを軽減できるので、しっかりと行いましょう。
【STEP2】アウトバストリートメントをつける
洗い流さないトリートメントの事です
タオルドライが終わったら、髪をドライヤーの熱から守るためにオイルやミルクなどのアウトバストリートメントをつけましょう。
適量のトリートメントを手のひらに取ったら、髪の中間~毛先を中心にやさしく揉みこみながらつけましょう。とくに傷みが気になる毛先には重ね付けしてもOK。べたついた印象になるため、根元にはトリートメントを付ける必要はありません。
【STEP3】強温風で根元から乾かす
トリートメントをつけたら、まずは乾きにくい根元部分からドライヤーで髪を乾かしていきます。強めの温風にし、ドライヤーを持っていない方の手で髪をかき分けながら、根元に風を行き渡らせるイメージで乾かします。
【STEP4】髪を下方向に引っ張りながら乾かす
8割程乾いてきたら…
ドライヤーを弱風温風にして髪全体を整えていきます。水分が残っている髪の中間~毛先を中心に風を当て、手ぐしを通しながら乾かしましょう。
このとき、軽く髪を毛先方向に引っ張りながら乾かすのがまとまりのよい髪に仕上げるコツ。根元のクセを軽く伸ばしながら乾かせば、広がりにくくストンとまとまった髪に整いやすくなります。
【STEP5】冷風でキューティクルを引き締める
全体が乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えて全体に当てましょう。冷風を当てることにより熱で開いたキューティクルを引き締め、光を反射しやすい髪に整えます。さらに、温風で作ったスタイルをキープする効果もあるため、サラサラの髪を長時間楽しめるのも嬉しいポイントです。
冷風は、ヘアドライ時に髪が熱くなりすぎたときにも活用してください。余熱を逃がして過度な乾燥を防ぐだけでなく、汗をかいて髪が乾きづらくなるのも抑えられますよ。
正しい髪の乾かし方をマスターしてサラサラ髪へ導こう
正しい髪の乾かし方やツヤ感を出すドライヤーのコツ、髪の傷みをケアするアウトバストリートメントなど、美髪に導くための髪の乾かし方をご紹介してきました。
毎日何気なく行っているヘアドライですが、正しいタイミングやコツに気を付ければ、トリートメントなどのヘアケアと同じくらい髪を美しくしてくれる大切な工程となります。ぜひ今日から正しい髪の乾かし方を実践して、誰もが憧れるサラサラ・ツヤツヤの髪を手に入れましょう。